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桂恋村 わび・さび

わさび
ピリッ・・・ああ うまい・・
日本人に生まれてよかった・・そう思う瞬間がある。
寿し.板ワサは当然のこと、外来のアボガドまでわさび醤油でいただく。
それに、一文字を加えると、
わさび】+び=【わびさび
・・・手に負えない、厄介な別世界が現れた。

うん千万.うん億円の骨董の茶道具の後ろで、
悠然とほほえんででいる金持ち旦那を想像してしまう。
そして、はるか彼方に深い闇がボーッと霞んでいる。

生涯気楽・・肩のこるようなことヤメ・ヤメ・・
そんなつもりだったが、今は冬・・ひまで ひまで たいくつで・・
ちょっとだけ、遊んでみることにした。

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過疎化、少子高齢化、
日本のどこにでもある現象だが、炭鉱の撤退で桂恋村はさらに顕著だ。
閉じた商店のシャッターは浜風にさらされ、サビだらけ。
わびしい風景ばかり。

村民は何もしなくても、
現実の【わび・さび】の世界に棲んでいたのだ。
が・・・それは現象であって、精神的な遊びの文化とは違う。
あらためて、桂恋村の【わび・さび】文化に迫ってみたい。
             (桂恋村教育委員会  浜野 賀茂女)





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数寄者は【飾らないこと】にこだわる。
仮に飾ってしまっても、【飾らないこと】だと、素知らぬ顔をする。

桂恋村では、そんな余裕がない。
何もしないでホォツテおいたら、自然にこのように寂れた。
しかたないべさー、不景気だべぇ・・・
投げやりなこの無常感。 これこそ桂恋村わびの本質と看た。

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小堀政一を【きれいさび】と人は云う。
桂恋村では【しおけさび】と皆は云う。

春から夏は毎日のように霧がふる・・ここではジリと云う。
秋から冬にかけて強い浜風が吹きつける。
霧も風も、塩ッ気を連れてくる。
見えないものに手のうちようがない。

しかたないべさ。浜だから・・なぁ
ここに、【しおけさび】の真実がある。

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数寄者は「これだ」と決めたら、金に糸目をつけない。

よびつぎ】・・・
惜しげもなく金で碗を繋ぐ。
金糸.銀糸をふんだんに使って、粗末な木綿の端切れでパッチワーク。

桂恋村では、そうは問屋が卸さない。
予算がないんだわ・・何とかならんかい・・
ううーん・・・どうしょうか?
納屋にしまってあったガラクタ、
お隣さんからの頂きもの、
そこの空き地や道端に落ちていた粗大ごみ、
それらで、創意工夫して、どうにか格好をつける。

桂恋村では【ありあわせよびつぎ】と云う。

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          編集後記          浜野 賀茂女

MOA・出光・徳川・・機会をいただいて、いろいろ見せていただいた。
どこもかしこも、無駄と云ってよいほどの空間を持っている。
そのスペースそのものがアートではないだろうか?
利休さんの茶杓と、1500円のものと黙ってすり替えたとしても、
あの展示スペースに圧倒され、だれにも判らないだろう。

エゾシカさんのフンだって、あそこに展示すれば・・・
最高級の丹波の黒豆になってしまう。


そうそう・・・
岐阜は本巣道の駅・古田織部記念館。
織部の中くらいの皿に気にいったものがあった。
桂恋沖で揚がるばばかれい
今が旬・・
その煮つけを1尾もりつけてみたくなる、そんな皿だった。

なめたかれいを婆さんが上手に炊くからばばかれい

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