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桂恋かもめ・カン自販機

桂恋かもめ 053.jpg 【あなたはだぁれ?だれでしょか 002

「ちゃんと支度してよ!! こんなシバレタ朝に散歩なんて!!
 カゼひいても知らないからね


あきれたような、少しだけ不機嫌そうな家内の声。
散歩に出かける前にいつも、何十回も聞いた同じセリフだ。
うるさいな・・俺の勝手だろうが!!」
そう云って返したいが、昨年末ひどい風邪をひいた前科持ち・・
はい、そうです」と肩身が狭い玄関先は毎度のこと。

038_20120116224454.jpg

ニット帽子・マフラー・ニット手袋・
Tシャッ・薄手フリース・薄手ダウンJ・厚手ダウンJ・
パンツ・トレパン・防寒ズポン・靴下2枚・+カイロ・


ここ何日かは晴天続き、放射冷却に加えて強い浜風が吹きつける。
不格好なほどのポンポン厚着でヨロヨロ、足元に気を張って歩く。

036_20120116224628.jpg

ズドン ☆ ★ ☆ ★ 「イタタ 

粉雪で隠れた凍った水たまり、足元からすくわれて尻からドシンと転んだ。
南極探検のような重装備だから、少し痛いがどうってことはない。
起き上がって、ズボンの雪を掃ったら、目の前にカン自販機さんがあった。

今朝も体感で氷点下20度以下、手袋を脱いたら指先で寒気を感じた。
グルグル巻きのマフラーから漏れた吐息のせいで?目尻が突っ張る。
もう散歩は止め! 早く家に戻ろう
シバレル朝に出かけたのを後悔しながら、ポケットの硬貨を探る。
100円硬貨・チャリン 10円硬貨・チャリン チャリン
ポケットから出しただけで冷たくなった硬貨を投入口に押し込んだ。

ガッチャン ドン

寒気をものともしないメカに安堵して、熱いカンコーヒーで指先を暖める。
右手、左手と交互に持ちかえ手を暖めていたら、ちょうど飲み頃だ。
一気に飲み干した。
普段はベタベタした甘さだが、こんなシバレタ日は気にならない。

オオッ 温かい
身体の芯からポッカポカ、何だかありがた~い幸せな気分がやって来た。
寒い国では【カン自販機さんはささやかな幸せ自販機さん】なのだ。

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旨いな~ やっぱりブルマンは
二つ折りのペーパーフィルターとコーヒー粉をセットする。
湯を沸かし、80度まで冷ました湯で1分ほど蒸らす。
ゆっくりとドリップする。

そんなこと判っているけど・・めんどくさくて カッタリイ
ほとんどの男性、とくに若い人はそう思っていらっしゃる。
だから、(砂糖入り・微糖・無糖)と3種類も選べる自販機さんに頼りきる。
都会では【カン自販機さんはお手軽文化自販機さん】だった。

お手軽文化の雄ケータイコンビニ、これらに比べればまだまだ可愛い。
時代の流れだから、ことさら目くじら立てることではない。

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彼女は都内の大学生、成人式に出席のため帰省する

♡  「これからJAL1147に搭乗、釧路到着予定14:40」
♡  「ただいま到着。手荷物受取待機中」
Re 到着出口で待つ」

彼は笑顔で彼女を迎え、彼女の大きなバッグを抱え駐車場に向かう。
♡ 「天気予報を見たら明後日は晴れだって・・
「そうなんだ、俺も検索したよ」
なんでも先が見えるので、会話はビジネスライクになってつまらない。

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・・ケータイなんて夢物語、黒電話の普及過程だった40年前は・・

10日前に届いた彼女からの手紙
♡「・・略・・釧路行き航空券予約しました。
 7日・JAL1147便・釧路到着予定14:40・・略・・


間違いなく乗れただろうな??
当日の彼、到着予定時間より1時間も早く空港ロビーでそわそわ。
♡「空港まで迎えに来てくれるかな??
まもなく到着、座席の彼女は何となく落ち着かない。

彼女が到着ロビーから通路に出ると同時に、横から懐かしい声がする。
お帰り・・今日の釧路はシバレルから
彼は自分のしていたマフラーを、有無を言わさず彼女の首に巻きつける。
♡「ものすごく逢いたかったよ
周りに人気のない駐車場、立ち止まった彼女は彼の胸に髪を埋めた。
俺も・・
彼女の背中から回した腕は、豊かな胸を強く締め付けた。
♡「う・・!!
息が出来ない彼女の長い脚は震え、閉じた瞳から涙が滲んだ。

ロマンスはここから始まるのだ。

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読者の男性諸君・・ケータイなんて捨てませんか??


















 


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コメント

「つのる想い」っていうものですね。

おばんでした。
便利なものは、なにか味っ気ないですね。

♪会えない時間が愛そだてるのさ
       目をつぶれば君がいる♪

よきちさんと同じ誕生日の郷ひろみの
「よろしく哀愁」です。
むかしはアイドルもいい歌を唄ってました。
  • 2012-01-17 22:05
  • URL
  • moyan #-
  • Edit

あまり便利なのも。。。

こんばんは。
確かに、携帯など無い方が心が燃える機会が多くなるかもですね~世の中余り便利なのも考えもの、と云う時もあります!
心の力が鈍る部分も出てきますね。
  • 2012-01-17 22:25
  • URL
  • yokoblueplanet #-
  • Edit

Re: 「つのる想い」っていうものですね。

> おばんでした。
> 便利なものは、なにか味っ気ないですね。
> ♪会えない時間が愛そだてるのさ
>        目をつぶれば君がいる♪
よきちさんと同じ誕生日の郷ひろみの
> 「よろしく哀愁」です。
> むかしはアイドルもいい歌を唄ってました。

< ニシパmoyan・こんにちは
恥ずかしながら「僕たち男の子」しか知りませんでした。 
ありがとうございます。
あまりにも先が見えてしまうと、人生つまらなくなります。
フィルムカメラ・・果たして写っているだろうか?? やっぱり駄目かな??
期待と不安が写真を愉しませたのだ・・と・・今頃になって気づきました。
  • 2012-01-18 15:36
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

Re: あまり便利なのも。。。

> こんばんは。
> 確かに、携帯など無い方が心が燃える機会が多くなるかもですね~世の中余り便利なのも考えもの、と云う時もあります!
> 心の力が鈍る部分も出てきますね。

< ニシパyokoさん・こんにちは
いつもありがとうございます。
別次元の話題で恐縮ですが、俳優・小沢昭一さんの提唱する【貧主主義】
「最低の貧乏よりワンランク上の貧乏」素敵な理想です。
「明日のココロだ~」でがんばってみますが??


  • 2012-01-18 15:48
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

こんばんは。

ケータイが無い頃、前日に、
「9時に北口で♡」
といわれた私は、朝からそわそわして待ちました。
12時間も・・。
  • 2012-01-18 21:47
  • URL
  • らざーろ #-
  • Edit

今の若い子達から携帯を取り上げたら
生きていけないくらい ストレス感じるんだろうな。
家電もついていないアパートで
電話はいっぱい両替して、電話ボックスで・・・
っていう映画を見ると、ほっとします。
三丁目の夕日じゃないけど、いいなぁ~。
なんて言いながら、しっかり携帯所持しないと
会社に怒られちゃうしね~。
でも、ワタシの家は部屋によって電波が途切れるから
好都合♪
家電以外は 応答しませ~~ん!
  • 2012-01-19 10:35
  • URL
  • 花ちゃわん #LkZag.iM
  • Edit

Re: ニシパらざーろさん・おばんでした

> こんばんは。
> ケータイが無い頃、前日に、
> 「9時に北口で♡」
> といわれた私は、朝からそわそわして待ちました。
> 12時間も・・。

貴重な経験、ありがとうございます。
ニシパは相当なモテモテでしたね・・
私だったら、12時間でそわそわタバコ6箱、コーヒー10杯、
彼女と逢えたときには、気持ちが悪くなって・・・
うれしいものです。この気持ち、他人には判りません。
  • 2012-01-19 17:00
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

Re: 花ちゃわんさん・おばんでした

> 今の若い子達から携帯を取り上げたら
> 生きていけないくらい ストレス感じるんだろうな。
> 家電もついていないアパートで
> 電話はいっぱい両替して、電話ボックスで・・・
> っていう映画を見ると、ほっとします。
> 三丁目の夕日じゃないけど、いいなぁ~。
> なんて言いながら、しっかり携帯所持しないと
> 会社に怒られちゃうしね~。
> でも、ワタシの家は部屋によって電波が途切れるから
> 好都合♪
> 家電以外は 応答しませ~~ん!

< これまた都合の良い部屋をお持ちですね・・
黒電話でもケータイでも、モテナイ桂恋村はいつの時代も指をくわえています。
モテル奴は理屈抜きにもてます。
だから余計腹立たしくなって、ケータイに冷たくなります。
困ったことです。

  • 2012-01-19 17:13
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

携帯は極初期の頃、自動車電話と平行して出た肩掛けタイプの重さ3Kg出力1Wと言う馬鹿でかいのを持たされ、営業をしていました。しかし当時は中継アンテナも少なく、余り役には立ちませんでした。
当然当時の携帯は、電話の送受信のみの単純なものでしたが、今でも私にはそれで十分です。

パークゴルフ場の雪景色、夏の人いっぱいの景色とは裏腹に、寂しいものですね。
  • 2012-01-20 20:02
  • URL
  • たっくんじぃ #-
  • Edit

Re: ニシパたっくんじぃさん・こんにちは

> 携帯は極初期の頃、自動車電話と平行して出た肩掛けタイプの重さ3Kg出力1Wと言う馬鹿でかいのを持たされ、営業をしていました。しかし当時は中継アンテナも少なく、余り役には立ちませんでした。
> 当然当時の携帯は、電話の送受信のみの単純なものでしたが、今でも私にはそれで十分です。
> パークゴルフ場の雪景色、夏の人いっぱいの景色とは裏腹に、寂しいものですね。

< 珍しい話題ありがとうございます。
今でも通話不可の山間地があるそうですが、わがふるさと白川村・・
何年も前に生家の田んぼにでかいドコモ中継塔が立っていました。
時代は私を遥か彼方に置いてきぼり、その時しみじみ感じました。
太平洋パーク・・拙い写真でピンポーン、鋭い眼力おそれ入りました。
  • 2012-01-21 14:25
  • URL
  • よきちのひろ #-
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