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桂恋かもめ・白鳥伝説

桂恋カモメ歌 023 005_20110213194154.jpg どんぐりころころ

ピカー ピカー

台風一過の晴れわたった日のこと、北東の空が眩しく光った。
その翌日、桂恋の浜にも、わが家の庭にも、小さな白いが咲いた。
伝説の【ピリカ・コロボックル】さんの為業だ。
アイヌモシリに秋がくると、名残の真っ白い【コハマキク】を届けてくれる。

読者の皆さん・・
桂恋村の秋を眺めながら、白鳥伝説のひと時をお愉しみいただきたい。

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その小さな掘立小屋は、カモメが群れ飛ぶ岬の入口にあった。
昼間は人の気配がなく、さりとて夜は危険な夜道、だれも近づかない。

ある日のこと、村の若者カモキチは漁の帰り、その小屋の前で一服をした。
その日は大漁、仕掛けで獲ったカラフトマス5尾が背中に重く食い込む。
だれが住んでいるのか知らないが・・お礼だ
小屋の前の湧水が冷たく旨いので、お礼にカラフトマス1尾を置いてきた。
9月になると、カラフトマスからシロサケの漁になる。
漁の帰りは必ず小屋の前で一服、シロサケ1尾を置くのが日課になった。

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9月がまもなく終わりになるある日、小屋の前に1枚の着物があった。
アットゥシオヒョウニレの内皮を織ったアイヌ文様の男物上着だ
この小屋の住人からのお礼だ
いつもの魚の礼返しだ・・とすぐに察し、さっそく手を通してみた。
軽くてしなやか、その上暖かい・・」
アウトドアショップで売っているどんなジャケットでも足元に及ばない。

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あんな素晴らしいジャケット・・作者はどんな人だろううか??」
いつも気にかかり、ある夜、暗闇の危険を省みづ掘立小屋を訪ねた。
そっと窓の隙間から小屋の中を覗くと、金縛りになってしまった。

美しい!! この世のものと思えない

全裸の若い女性が機を織っていた。
真っ白な肌は光輝き・・
長い黒髪は軽やかになびき、長い手足がしなやかに舞う

あの立木義浩さんだって、こんなにきれいなモデルに遭っていないはずだ。

人間に見られた私は、ここには住むことが出来ません・・
 あなたさまと・・今生のお別れでございます


涙を溜めた哀しい眼をした女性は、胸の前でしなやかに腕をクロスした。
急に白い霧のようなものが立ちこめ、晴れると女性の姿は消えていた。
そこには1羽の白鳥がたたずんでいた
静かに表に出ると優雅に羽ばたき、北東の方角を目指して飛び立った。
残されたカモキチ・・その方角を夜の明けるまで眺め続けた。
小屋の周りには、小さくて真っ白な【コハマキク】が咲いていた

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カモキチから子に、子から孫に、白鳥のエピソードは伝わった。
いつしか、その女性は【ピリカ・コロボックル】と呼ばれた。
トンチ】とも呼ばれる小さな可愛い女性の伝説が誕生したのだ。
ピリカ・コロボックル】は千島列島のどこかの島に棲んでいるのだ。

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ピリカ・コロポックル】の伝説が誕生してから1500年が経った。
理由は定かでないが・・
あの【アットゥシ・男物上着】はロマノフ王朝所蔵になった経緯がある。
北方民族との交易を通じて、ロシアに流失したのだ。
バレー曲【白鳥の湖】・・
ロシア皇帝はこの【男物上着】にまつわるエピソードにいたく感動し、
その物語をチャイコフスキーに音楽で表現させたことは周知の事実だ。
現在はパリ・ルーブル美術館の奥深くに収蔵されている。

オヒョウニレから採った繊維に【白鳥のうぶ毛】が織りこまれ、
その生地は光の角度でダイヤの様に輝く・・ともっぱらの評判である。
あのカルダンが法外な値を持って、買い取りを交渉した事実もある。
パリコレで披露しよう」との思いこみだった。
しかし、ルーブルは首を縦に振らず、現在も収納庫奥深く眠っている。

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by the way
M.モンロー・・・身長166㎝ 体重53㎏
B・B     ・・・  168㎝   55㎏


われゝ憧れの女性は小柄だ
ピリカ・コロボックルの末裔ではないのか??」
桂恋村の歴史研究者からそんな声が挙がったことがある。
が・・お二人とも黄泉にお住まいなのでDNA鑑定は困難、結論は出ない。

そこで読者の皆さん・・今回は女性に限るが・・
貴女様自身についてジックリと考えていただきたい。
私は168㎝以下・・色白・・手先が器用・・ひょっとしたら??
そう思われた方は桂恋村役場・総務課までご連絡いただきたい。
DNA鑑定の結果、該当者を直ちにルーブルに連絡する手筈なのだ。

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     ♪♪  どんぐりころころ コロボックル
     お池にはまって さあ大変
     どじょうが出てきて 今日は
     カモメさん一緒に 遊びましょう
  ♪♪

貴女にフランス政府から、かもめーるが届く日も近い













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コメント

秋ですね!

こんばんは。
コハマギクの白が素敵ですね。
どんどん秋の気配が深まっているきれいな映像、ありがとうございます!
  • 2011-09-27 21:05
  • URL
  • yokoblueplanet #-
  • Edit

な、なんと!!
ロマノフ王朝にまでお話が拡大してしまったとは!
今度からそのような歴史的背景に思いをはせつつチャイコフスキー白鳥の湖を聴きたいと思いまする。
ところで、168センチですかぁ。
グレーゾーンにいるあけぼうです(笑)
おフランスからの電話はどなたか、該当者にお譲りするといたしましょう。
  • 2011-09-27 21:12
  • URL
  • あけぼう #-
  • Edit

Re: ニシパyokoさん・こんにちは

> こんばんは。
> コハマギクの白が素敵ですね。
> どんどん秋の気配が深まっているきれいな映像、ありがとうございます!

<うれしいコメントありがとうございます
ユウゼンキク・ネバリノギク・コハマキク、野草はこれでお終いになります。
これからは赤い実のなる花木を眺めます。
これからも、よろしくご指導のほどお願い申し上げます。


  • 2011-09-28 14:18
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

Re: ぴりかあけぼう・こんにちは

> な、なんと!!
> ロマノフ王朝にまでお話が拡大してしまったとは!
> 今度からそのような歴史的背景に思いをはせつつチャイコフスキー白鳥の湖を聴きたいと思いまする。
> ところで、168センチですかぁ。
> グレーゾーンにいるあけぼうです(笑)
> おフランスからの電話はどなたか、該当者にお譲りするといたしましょう。

<イレシュサポ姫の血筋をひく【ぴりかあけぼう】さまですから、
コロボックル家系とは関係がないものと考えます。
姫さまはヒガンバナのように艶やかな方だったと【桂恋古事記】に記述があります。
芸州の姫さまも、負けず劣らずきれいですね ♡ ♡
  • 2011-09-28 14:35
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

鹿は野生のですか?
自然が美しいですね。
  • 2011-09-29 15:13
  • URL
  • ライオンのバブー #-
  • Edit

Re: ぴりかライオンさん・こんにちは

> 鹿は野生のですか?
> 自然が美しいですね。

<お立ち寄りいただきありがとうございます。
村には旧太平洋炭鉱・社員住宅跡地が空き地のまま拡がっています。
エゾシカさんはいつも群れで遊んでいます
ススキなど草丈があっても、
只今の時期はお尻の毛が真っ白なのでカクレンボウは下手です。
が・・・動きは速く、うまく写真が撮れない暴れん坊です。
  • 2011-09-29 16:18
  • URL
  • よきちのひろ #-
  • Edit

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